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CFexpress Type Bカードの最低持続書込速度

以前,コスパの観点でCFexpress Type Bカードを紹介しました。

その後もさまざまなメーカーから発売されており,いよいよ選ぶのが大変になっています。

とはいえ,ベストCFexpress Type Bカードとしては,ProGradeのCOBALTだろうと思います。

値段が高いように思いますが,そもそも最低容量が325GBだからということがあります。

実際,1GBあたりだと,325GBで≒50000円なので,154円/GBになります。

ところでCOBALTがよいとされる理由にSLCメモリだからというのがあるかと思いますが,SLCを公式に謳っているのはほかにWiseくらいしか現状なさそうです。

残念ながらいずれもCOBALTよりはコスパが悪いですが,COBALTと違って160GBがラインナップにあるのは魅力かもしれません。

一方,SLCかどうかは不明ですが,「最低継持続込速度」に着目してみると,COBALTの1400MB/sをしのぐ1710MB/sを謳うものがありました。

なぜかAmazonではこのBLACKシリーズは取扱いがありませんが,YahooであればHGSIで取り扱っています。

残念ながら,為替の影響で1月に値上げとなりましたが,それまでは128GBで21999円=172円/GBとそこそこのコスパでした。

むろん高画質動画を回さなければここまでの速度は不要ではありますが,今後静止画RAW超高速連写や動画RAW内部収録が当たり前となりそうなので,「最低持続書込速度」に着目してメモリーカードを買ってみてもよいかもしれません。

 

追記:

先日,Angelbirdから気になる2種類のCFexpress Type Bカードが発表されました。

SEは最低持続書込速度が800MB/sと抑えられているものの,なんと512GBで25,980円と価格破壊が起きています。

一方SXは最低持続書込速度が1480MB/sとなっており,明記こそされていませんが容量も160GBのためSLCメモリ採用の可能性があります。価格はSEと同じ25,980円(=162円/GB)です。

公式では1/28発売の初回分はどちらもすでに売り切れとなっていますが,銀一やヨドバシでも取り扱い自体はあるみたいです。